【7月21日 AFP】20日に行われた14F1第10戦ドイツGP(German Grand Prix 2014)で、ケータハム(Caterham F1 Team)の前オーナーでマレーシア人起業家のトニー・フェルナンデス(Tony Fernandes)氏が、撃墜されたとみられるマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便の犠牲者に哀悼の意を表した。

 英国に拠点を置くケータハムは、#PrayForMH17と記されたステッカーをマシンに貼り、チームのツイッター(Twitter)で「MH17便のおぞましい悲劇に見舞われたすべての犠牲者にささげる」と説明した。

 親ロシア派が支配するウクライナ東部の上空で17日に起きたマレーシア機墜落事件では、298人が死亡した。

 ケータハムに所属する小林可夢偉(Kamui Kobayashi)とマーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)は、ホッケンハイム(Hockenheim)で行われた決勝で後方からスタートとし、小林は16位、エリクソンは18位だった。

 フェルナンデス氏は今月、スイスと中東の投資家グループにチームを売却していた。(c)AFP