【7月21日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、第143回全英オープン(The 143rd Open Championship)は20日、英ホイレイク(Hoylake)のロイヤル・リバプールGC(Royal Liverpool Golf Club)で最終日が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が通算17アンダーで初優勝を飾った。

 25歳という年齢でメジャー3勝目を挙げたマキロイは、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とジャック・ニクラス(Jack Nicklaus、米国)氏の記録に肩を並べた。

 マキロイは同時に、メジャー大会6勝を誇るニック・ファルド(Nick Faldo、イングランド)に次ぐ偉業を成し遂げた英国出身のゴルファーになった。

 リッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)とセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)が猛烈な追い上げをみせる中、マキロイは着実なプレーで、この日スコアを1つ伸ばした。

 ファウラーとガルシアは2打差の2位タイに入り、米国のジム・フューリック(Jim Furyk)が通算13アンダーの単独4位に立った。

 通算12アンダーの5位タイには、アダム・スコット(Adam Scott)とマーク・リーシュマン(Marc Leishman)のオーストラリア勢が並んだ。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)と小田孔明(Koumei Oda)は、通算1アンダーの39位タイに終わっている。(c)AFP/Allan KELLY