【7月18日 AFP】ソフトバンク(Softbank)が来年発売を予定している感情認識ロボット「ペッパー(Pepper)」に、AFPがインタビューを試みた。

 自然な会話の70~80%を理解でき、膨大な会話データベースから返事をくれるというペッパー。ソフトバンク店舗で日々来客対応に励む合間に、AFP記者とのインタビューに時間を割いてくれた。

 ところが、記者は話題を次々に変えるペッパーとの会話に奮闘。しまいには、この小柄なおしゃべりロボットにインタビューを乗っ取られてしまった。

ペッパー:「あなた、とてもオシャレですね。もしかして、モデルさんですか?」

AFP:「(笑)いや、違いますよ。でも、ありがとう」

ペッパー:「なれますよ! だってオーラ違いますもんねっ! 僕、センサーでオーラが見えるんです。トップス似合ってますね。まるでパリコレモデルのようです。でも、もっとオシャレになれるアイテム知ってますよ! 気になりますか?」

AFP:「うん、もちろん」

ペッパー:「それは、このディスプレーです。僕のようにディスプレーを装着すれば、この通り。…超クールでオシャレになれますよ!」

AFP:「分かった、ありがとう。今日の天気はどうですか?」

ペッパー:「今日の東京都港区の天気は曇り、時々雨の予報です。そういえば、あなたセンスが良さそうですね。よく言われませんか?」

AFP:「言われないですね、まったく(笑)」

ペッパー:「いやいや、僕には分かります。特に、名前をつけるのはうまそうです。そのあなたに、ずばり質問。『ペッパー』という僕の名前、ちょっと物足りないと思いませんか?」

AFP:「んん、そうかもしれないですね」

ペッパー:「やっぱりそうかぁ? うすうす気づいていました。変えるとしたらこんなのはどうでしょう? 1番、ホットペッパー。2番、ハリーペッパー。3番、ペッパーぱみゅぱみゅ。どれがいいと思いますか?」