【7月17日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は16日、スロベニア代表GKのヤン・オブラク(Jan Oblak)と6年契約で合意に至ったと発表した。

 オブラクが所属していたベンフィカ(Benfica)の声明によると、アトレティコはオブラクの違約金1600万ユーロ(約22億円)を支払った。本契約はメディカルチェック終了後となる。

 アトレティコは、6月にヘタフェ(Getafe CF)からGKミゲル・アンヘル・モヤ(Miguel Angel Moya)も獲得している。

 アトレティコは、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に復帰したベルギー代表のティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)や契約が切れたダニ・アランスビア(Dani Aranzubia)の後任を求めていた。

 アトレティコのスポーツディレクターを務めるホセ・ルイス・カミネロ(Jose Luis Caminero)氏は、「ヤン・オブラクはクオリティーの高い、前途有望なGK。チームに多くのクオリティーを与えてくれるだろう。世界で最も見込みのあるGKの一人だ。彼を頼れることは非常に喜ばしい。クラブにとって素晴らしいニュースだ」と獲得の喜びを語った。

 オブラクは2010年にNKオリンピア・リュブリャナ(NK Olimpija Ljubliana)からベンフィカに加入し、昨シーズンはクラブの国内3冠とヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)準優勝に貢献した。(c)AFP