■鳥類の起源

 鳥類の起源をめぐっては、古生物学者らの間で数々の議論が行われてきた。

「最初の鳥」の称号は数十年にわたり、ドイツの石灰石の採石所で標本11体が発見された、1億5000万年前の始祖鳥(Archaeopteryx)が保持してきた。

 だが数年前に、さらに時代の古い始祖鳥の近縁種とみられる1億6000万年前の化石が中国で発見されたことで、最初の鳥をめぐる状況は不明瞭になった。

 チャンギュラプトルの尾は、最初の鳥に至る長い進化の道筋の一つを示すことで、この議論に寄与している。

 共同研究者の一人、米ストーニーブルック大学(Stony Brook University)のアラン・ターナー(Alan Turner)氏は、「長年にわたり鳥類に関連付けられてきた多数の特徴は、実際には最初の鳥が登場するよりずっと前に恐竜で進化していた」としながら、「この中には、含気骨、営巣行動、羽毛、おそらく飛行も含まれるだろう」と述べた。(c)AFP