【7月15日 AFP】イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で7日連続で実施した空爆の死者は14日、2012年に同地区で起きた大規模衝突の死亡者を超える186人に達した。

 同日に新たに確認された死者は16人。ここ1週間の死者数は、2012年11月にイスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との間で起きた直近の大規模衝突による死者177人を超えた。また、この1週間で1280人が負傷した。

 国連(UN)職員によると、死者の4分の1以上は子どもだった。また、ガザに本拠を置くパレスチナ人権センター(Palestinian Centre for Human RightsPCHR)は13日、死者の4分の3以上が民間人だと発表している。(c)AFP