メッシ、MVP受賞も「W杯で優勝したかった」
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【7月14日 AFP】サッカーアルゼンチン代表の主将を務めるリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)のゴールに屈したW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝について、決定機をものにすることができなかったと嘆いた。
ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)、ロドリゴ・パラシオ(Rodrigo Palacio)、メッシの3人は、それぞれ試合中に決定的な得点機を迎えたものの、それをふいにすると、最後はゲッツェの得点がドイツの勝利を決定づけた。
FCバルセロナ(FC Barcelona)のエースであるメッシは、「勝つためにすべてのことをやった。でも、それは僕たちのものにならなかった。ゴールを奪うことができなかったんだ」と話した。
通算4得点を挙げたメッシは、アルゼンチンを24年ぶりの決勝進出に導くと、今大会の最優秀選手に選出された。
それでもメッシは、チームの栄冠を逃した心の傷が、個人的な賞によって癒えることはないとしている。
最優秀選手を受賞した気持ちについて聞かれたメッシは、「W杯で優勝したかった」とだけ答え、「これからは前を向かなければいけない」と締めくくった。(c)AFP