【7月7日 AFP】2022年冬季五輪の開催都市で、北京(Beijing)とノルウェーのオスロ(Oslo)、カザフスタンのアルマトイ(Almaty)が一次選考を通過した。国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長が7日、スイスのローザンヌ(Lausanne)にあるIOC本部で発表した。

 立候補を表明していたポーランドのクラクフ(Krakow)、スウェーデンのストックホルム(Stockholm)、ウクライナのリビウ(Lviv)はすでに撤退しており、現時点で立候補していたのは北京とオスロ、アルマトイの3都市だけだった。

 バッハ会長は、理事会終了後、「これらの3都市は、歴史的伝統、予算、インフラに関して、まったく違うアプローチを持っているが、どれも感嘆させられるものだ」と述べた。

 2014年のソチ冬季五輪に続き、2018年大会は韓国・平昌(Pyeongchang)での開催が決まっている。

 2022年冬季五輪の開催都市は、2015年7月31日にマレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)で行われるIOC総会で発表される。(c)AFP