【7月10日 Relaxnews】米旅行誌「トラベル+レジャー(Travel + Leisure)」の読者調査で、日本の京都が世界で最も人気の旅行先に選ばれた。昨年、1位だったタイのバンコク(Bangkok)はトップ10入りを逃した。

 今年で19回目となる同誌の読者調査で京都が1位になった理由として挙げられたのは、桜や日本庭園だけでなく、現代と伝統が融合した体験を提供する最先端の宿──旅館──だ。

 旅館は通常、畳床で、引き戸や温泉を備えており、地元の旬の食材などを使った料理を提供する日本の伝統的な「懐石」を楽しむことができる。

 昨年、人気ウェブサイト「デーリー・ミール(The Daily Meal)」が発表した最も高価なレストランの世界ランキングでは、京都の日本料理店「吉兆(Kitcho)」が1位に選ばれている。

■トラベル+レジャーによる世界の人気旅行先トップ10は以下の通り。

1位 京都、日本
2位 チャールストン(Charleston)、サウスカロライナ(South Carolina)州、米国
3位 フィレンツェ(Florence)、イタリア
4位 シエムレアプ(Siem Reap)、カンボジア
5位 ローマ(Rome)、イタリア
6位 イスタンブール(Istanbul)、トルコ
7位 セビリア(Seville)、スペイン
8位 バルセロナ(Barcelona)、スペイン
9位 メキシコ市(Mexico City)、メキシコ
10位 ニューオーリンズ(New Orleans)、ルイジアナ(Louisiana)州、米国

(c)Relaxnews/AFPBB News