【7月6日 AFP】北朝鮮軍は過去2年で精鋭部隊であるサイバー部隊の兵員を倍増させたほか、外国にサイバー攻撃を行うための複数の拠点を設置していたことが明らかになった。韓国・聯合(Yonhap)ニュースが6日、報じた。

 報道によると、北朝鮮サイバー戦部隊の人員は2年前の約3000人から現在、約5900人にまで増加している。また、ある韓国軍関係者は、「北朝鮮の情報・工作機関である偵察総局の下部組織として結成されたサイバー攻撃部隊には、1200人ほどのハッカーがいる」と語った。

 これらのハッカーたちは、中国などの外国に設置した拠点を通じて、サイバー攻撃を行っているという。(c)AFP