コロンビア戦は苦戦必至?ブラジルが抱える5つの不安要素
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――フレッジとジョーの不発
セレソン(ブラジル代表)はここまでの4試合でネイマールに極端に依存しているが、その理由は本当に重要な場面で最後の一撃を決めることができていないフレッジ(Fred)とジョー(Joao Alves de Assis Silva 'Jo')だ。
フレッジは、結果的にグループAのかませ犬となったカメルーンとの試合で1得点を挙げたが、メキシコ戦とチリ戦では、得点が必要な場面でジョーとの交代でベンチに下げられている。
マンチェスター・シティ(Manchester City)に在籍した経歴を持つジョーも、その2試合で均衡を破る得点を決めることはできず、チリとのPK戦では5人目までのキッカーにさえ入らなかった。
――ブラジル国民の期待
チリ戦でかろうじて敗退を免れると、ネイマール、ジュリオ・セザール(Julio Cesar)、主将のチアゴ・シウバ(Thiago Silva)は安堵の涙をこぼした。
チームを率いるルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督も、選手の精神状態について不安を口にしており、1日にはスポーツ心理学者を招へいし、チームと緊急面談を行うよう求めた。
ブラジルがチリ戦で極度の精神的な緊張と、120分にわたる激しい試合を強いられたのに対し、コロンビアは暑さの厳しいフォルタレーザでの試合に向け、より多くのエネルギーを残している可能性が高い。
――グスタヴォ不在による中盤の穴
ブラジルにとって、チリ戦でのもう1つの痛手になったのは、地味ながら中盤を引き締めていたルイス・グスタヴォ(Luis Gustavo)が累積警告で出場停止となり、コロンビア戦に出られないことだ。
ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に所属するグスタヴォは、スコラーリ監督が用いるシステムの鍵を握る選手で、ピッチの広い範囲をカバーしてダニエウ・アウベス(Daniel Alves)、マルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)の両サイドバックの攻撃参加を促していた。
そしてグスタヴォが普段監視しているDFライン手前のエリアは、ロドリゲスの主戦場となっており、同選手がブラジルの夢を、母国開催大会で2度目となる悪夢に変える可能性は十分にある。(c)AFP/Kieran CANNING