【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)は2日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第13シードのユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)は6-3、6-4で第9シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に勝利し、準決勝に駒を進めた。

 ウィンブルドンで初めてベスト4入りを果たしたブシャールは、この勝利で今年開催された四大大会(グランドスラム)の3大会で準決勝まで勝ち進み、次回発表される最新の世界ランキングではトップ10入りが確実となった。

 ブシャールは全仏オープンテニス(French Open 2014)でもケルバーから勝利を収めている。

 一方、2012年大会で4強入りを果たしているケルバーは、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)との長時間に及ぶ戦いの末に勝利した24時間前の4回戦が、ブシャールとの試合に影響したようにみえた。

 来週発表される最新の世界ランキングでカナダ出身選手としては歴代最高となる8位に浮上するブシャールは、準決勝で第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と対戦する。

 ハレプは同日行われた試合で、第19シードのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)に6-4、6-0で勝利している。(c)AFP