【7月1日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が8月の韓国訪問の際に行うミサに、旧日本軍の慰安婦だった韓国人女性たちが招待された。法王の訪韓を準備している韓国のカトリック教会の準備委員会が1日、明らかにした。

 同委員会の広報担当の女性は匿名を条件にAFPの取材に、元慰安婦の女性たちを「平和と和解のためのミサに招待した」と語った。ミサは8月18日、ソウル(Seoul)市内の明洞聖堂(Myeongdong Cathedral)で行われるという。ミサに参加する元慰安婦の人数については不明。

 元慰安婦たちには、3月にフランシスコ法王の訪韓が発表になってすぐにミサに招待することが伝えられた。法王にも元慰安婦たちのミサ参加を知らせる予定だという。法王の訪韓は8月14~18日。

 法王はミサで元慰安婦たちに言及するとみられる。法王と元慰安婦たちとの面会については、現段階では未定。(c)AFP