【7月1日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は30日、ブラジリア(Brasilia)で決勝トーナメント1回戦の試合が行われ、フランスが2-0でナイジェリアに勝利し、準々決勝に進出した。

 フランスはポール・ポグバ(Paul Pogba)のヘディングと、ジョセフ・ヨボ(Joseph Yobo)のオウンゴールでナイジェリアに競り勝ち、ベスト8入りを果たした。

 フランスは後半34分、リール(Lille OSC)に所属するナイジェリアの守護神ヴィンセント・エニェアマ(Vincent Enyeama)がコーナーキックの処理を誤ると、ポグバのヘディングで試合の均衡を打破した。

 致命的なミスを犯したエニェアマだが、その後もアントワーヌ・グリエスマン(Antoine Griezmann)の投入でさらに勢いづいたフランスの猛攻に遭い、終了間際にはグリエスマンがヨボのオウンゴールを誘発し、追加点を許した。

 ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が率いるフランスは、4日にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われる準々決勝で、ドイツとアルジェリアの勝者と対戦する。

 敗れたアフリカ王者のナイジェリアは、1998年フランス大会と同様に決勝トーナメント1回戦敗退に終わり、初のW杯8強入りには届かなかった。(c)AFP/Tom WILLIAMS