24年ぶりの惨敗も夢をあきらめないアジア勢
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■酷評と声援
今大会でアジア勢は、全12試合でわずか9得点しか挙げられず、25失点を喫している。
チリ戦とオランダ戦での退路を断ったパフォーマンスを披露し、アジア勢のなかでは最も称賛を受けたオーストラリアは、開催地となる2015年の第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)に向けては期待を抱かせる結果となった。
スコアレスドローに終わったナイジェリアとの初戦でブーイングを受けたイランだったが、アルゼンチン戦では試合終盤にリオネル・メッシ(Lionel Messi)に決勝点を許すまではほぼ互角の戦いを演じ、大きな拍手を受けた。
最大の失望は、欧州の強豪クラブに所属する選手を擁し、コロンビア、ギリシャ、コートジボワールとの対戦に自信を持って臨んだアジア王者の日本だった。
敗退後に退任を表明した日本のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、長年の課題とされているフィジカルを敗因の一つとして挙げている。
ザッケローニ監督は、「日本サッカーの文化や、その特性、選手の技術は世界の舞台でも通用すると思っているが、足りないのはフィジカルの強さだ」と語った。
韓国の洪明甫(Myungbo Hong、ホン・ミョンボ)監督もまた、フィジカルの問題を指摘している。
どのようにすればアジアのチームがW杯で優勝できるかと問われた洪明甫監督は、言葉を濁しながら、「選手たちはいつも夢を持っているが、この夢(W杯で優勝すること)を実現するためには多くの努力が必要だ」と語った。
「今大会では良い結果が出なかった。それぞれのチームが異なったスタイルでプレーしたが、総合的にアジアのチームには多くの欠点があったと思う」
2002年のW杯日韓大会で韓国が準決勝進出を果たしたことで、アジアサッカーが持つ可能性を示したようにみえたが、現在でもこれがアジア勢としての最高成績のままとなっている。
汚職により失脚したモハメド・ビン・ハマム(Mohammed bin Hammam)氏の後任として2013年に就任したサルマン会長は、新たな取り組みによって2018年のロシア大会までに成果が出ることを望んでいる。
サルマン会長は、「われわれはレベルを次の段階に引き上げなければならないし、待っている時間はない。サッカーと世界のほかの国は歩みを緩めてはくれない」と述べた。
「われわれには進歩に向けた新たな取り組みがある。設備面、商業面、競技面、機構面で総合的に質を高めることを見据えており、次のW杯ではその効果が証明されることを期待している」
(c)AFP/Talek HARRIS