【6月27日 Relaxnews】デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)の空港で今月、空港では世界初の試みとなる、米グーグル(Google)の眼鏡型端末「グーグル・グラス(Google Glass)」の運用試験が行われた。

 両手が自由に使え、ウインクしたりするだけでその場で翻訳機能が使えたり、乗客や運航の情報にすばやく、簡単にアクセスしたりすることができるグーグル・グラスの運用試験は、現場で実際に使用した空港職員の間で大成功と評判だ。

 同空港の顧客サービスの責任者マリールイーズ・ロッツ(Marie-Louise Lotz)氏は声明で「グーグル・グラスは使い勝手が良く、我々職員にとって両手がふさがることなく使用できるという点が非常に重要だ」と語った。

 また「職員たちは毎日、業務表や受付の配分表、混雑予測チャートや搭乗客情報、さらには飛行機の発着に関する資料や、携帯電話に無線機など、多くのものを持ち歩いている。両手が自由に使え、基本的にこうした情報全てをグーグル・グラスのような小型コンピューターでアクセス可能になることにより、搭乗客のチェックインの際など、モニターに気を取られることなく、より良い顧客サービスに努めることができるようになる」と述べている。(c)Relaxnews/AFPBB News