サッカーW杯観戦に情熱、インド人夫妻9大会目のブラジル
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■徹底した節約で「W杯貯金」
チャタルジー夫妻に子どもはなく、毎月の収入は、かつて発送業務に従事していたパンナラルさんの年金7500ルピー(約1万3000円)だ。その中から一年中やりくりをして、4年ごとにめぐってくるW杯の観戦費用を貯めている。
「ブラジル大会までの4年間、大好きな魚も食べるのを我慢していたよ。おなかが半分、空っぽの日も少なくなかった。ブラジルに行く資金を貯めたかったからね」(パンナラルさん)
妻のチャイターリさんも、民族衣装サリーを作って貯金に協力している。夫妻は特別に「W杯貯金」を作って、できるときはいつも入金している。
ブラジル滞在では、費用を節約するためポテトチップや紅茶などの食料を持ち込む。
夫妻の熱意に打たれた国際サッカー連盟(FIFA)は、ブラジルでの宿泊場所を無料で提供。ブラジルのテレビ局は観戦チケットを用意した。
夫妻がW杯を追い続けてきた何十年もの間、残念ながら母国のインドはW杯に出場できていない。それでも、そんなことで夫妻の情熱が冷めることは全くないのだ。(c)AFP/Sailendra Sil