【6月23日 AFP】サッカーボスニア・ヘルツェゴビナ代表のエディン・ジェコ(Edin Dzeko)が22日、0-1で敗れてグループリーグ敗退が決まったW杯ブラジル大会(2014 World Cup)のナイジェリア戦で笛を吹いた主審を「恥知らず」と批判した。

 グループFの試合は体力的に厳しい熱帯性気候のクイアバ(Cuiaba)で行われたが、ジェコの怒りは、不快な30度の気温ではなく、オフサイドでゴールを取り消された判定に向けられている。

 リプレー映像では、ジェコは明らかにオンサイドのポジションであり、ニュージーランド人のピーター・オレアリー(Peter O’Leary)主審の判断が誤っていたことが示されている。

 この判定の直後にナイジェリアのピーター・オデムウィンギ(Peter Odemwingie)に決勝点を奪われたボスニア・ヘルツェゴビナは、2試合で勝ち点を獲得することができず、25日に行われるイランとのグループリーグ最終戦終了後に帰国することが決まった。

 試合会場のパンタナール・アレーナ(Pantanal Arena)からチームバスに乗り込む前に落ち込んだ様子のジェコは、不公平なオレアリー主審の判定が大会初出場のボスニア・ヘルツェゴビナを苦しめたと怒りをあらわにした。

 後半ロスタイムに自身が放ったシュートがポストをたたくなど不運にも見舞われたジェコは、「オフサイドの判定だけではなく、ナイジェリアのエマニュエル・エメニケ(Emmanuel Emenike)がオデムウィンギの決勝点をアシストする前、僕らの主将エミル・スパヒッチ(Emir Spahic)にしたプレーもファウルだったと考えている」と語った。

「僕らは帰国する。これは悲しいことだが、主審も国に帰るべきだ。なぜなら彼は結果を変え、試合を変え、そのせいでわれわれは負けたのだから」

「僕の得点はオフサイドではなく、スパヒッチに対するプレーは明らかにファウルだったが、そのあとも僕らは反撃しようと試みた。最後まで戦ったが、今日は運がなかった」

「初戦では全力を尽くしてアルゼンチンに負けたが、今日の試合は僕らが勝つべきだった。ナイジェリアはいいプレーをしていたが、この試合で主審は恥知らずだった」

(c)AFP/Nick REEVES