【6月22日 AFP】サッカー米国女子代表GKのホープ・ソロ(Hope Solo)が、親族2人に対する家庭内暴力の容疑で逮捕されたことが分かった。21日、米地方紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)が報じた。

 米代表の不動の守護神で、ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)のシアトル・レインFC(Seattle Reign FC)に所属するソロは、20日夜に身柄を拘束され、23日にカートランド地方裁判所で行われる聴聞まで、留置所に勾留される予定となっている。

 警察によれば、事件はカークランド(Kirkland)のソロの自宅に家族が集まっていたときに起こり、暴行と騒音問題について捜査を依頼する内容の通報があったという。

 カークランド警察のマイク・マレー(Mike Murray)警部補は、シアトル・タイムズ紙に対し、「大きなパーティーが開かれていた。収拾がつかない状況だった」と明かした。

 暴行を受けたソロの姉妹とおいの状態について、同警部補は「けがを目視で確認することができた」と語った。

 ソロは2012年に恋人のジャラミー・スティーブンス(Jerramy Stevens)と結婚したが、スティーブンスはその結婚の前夜、証拠不十分により起訴はされなかったものの、ソロへ暴行を加えたとして逮捕されている。

 32歳のソロは、米国代表として出場した2度の五輪で金メダルを獲得しており、前週には、1-0で勝利したフランスとの親善試合で、代表戦71試合目の完封を達成していた。(c)AFP