【6月21日 AFP】シリア政府の支配下にある同国中部ハマ(Hama)県の村で20日、反体制派による大規模な爆発があり、少なくとも35人が死亡、50人以上が負傷した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が伝えた。

 バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領率いる現政権の転覆を狙う反体制派の連合組織、「イスラム戦線(Islamic Front)」がツイッター(Twitter)で犯行声明を出し、「政権寄りの民兵の集会」を狙ったと明らかにしている。トラックに仕掛けた爆発物を遠隔操作で起爆させたという。

 SANAによれば、ある警官は「テロリストらが大量の爆発物を積んだトラックを爆発させた」、「爆発物は3トン近くあったとみられる」と話している。

 一方、非政府組織(NGO)のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によれば、死者は38人。警備担当者も含まれていたが、大半は女性と子どもを含む市民だった。また、負傷者は40人を超えているとみられる。

 シリアではこのほか、ハマの南にあるホムス(Homs)でも19日、自動車爆弾による攻撃が発生した。標的とされたのは、アサド大統領と同じイスラム教アラウィ(Alawite)派が多く住む地域だった。シリア人権監視団は、市民10人を含む少なくとも14人が死亡したと報告している。(c)AFP