W杯という大舞台で再び対戦するボアテング兄弟
このニュースをシェア
■ボアテング兄弟の父親「これまでで最も気楽に見られる試合」
ボアテング兄弟は、ともに気性が激しい傾向にある。
特にケヴィン・プリンスは、2009-10シーズンのイングランドFAカップ(FA Cup 2009-10)決勝に当時所属していたポーツマス(Portsmouth FC)の選手として出場し、チェルシー(Chelsea)に所属していたドイツ代表主将ミヒャエル・バラック(Michael Ballack)を負傷させ、同選手をW杯2010年大会欠場に追い込んだ過去がある。
ケヴィン・プリンスは当時を振り返り、「あの時、僕たちは言い争いをしていたんだ」と明かした。
ベルリン特有の激しい気質を受け継いでいるボアテング兄弟は、ともに信頼性に欠けるところがあるが、ケヴィン・プリンスには注目を集める才能がある。
ケヴィン・プリンスは7歳のとき、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)のユースチームで、当時お気に入りだったゴム製のウェリントン・ブーツを履いてプレーし、好成績を残した。
ドイツのサッカー専門誌のインタビューで、ケヴィン・プリンスは、「そうさ、僕は世界最高のサッカー選手だ」と自画自賛している。
その後、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)やイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)などに在籍し、全身にタトゥーを入れていたケヴィン・プリンスは、それまでのイメージを払拭しようと試み、父親にもなった。
ケヴィン・プリンスは、ガーナが1-2で敗れた16日の米国戦ではベンチスタートだった。
一方、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)がハットトリックを達成し、2013年の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に選出されたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の存在を霞ませたポルトガル戦で、ジェロームの活躍を褒め称えている。
21日の結果がどうであろうと、ボアテング家のどちらかが喜びを勝ち取ることになる。
父親のプリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)氏は、ドイツの日刊紙TZに対し、「自分にとっては、これまでで最も気楽に見られる試合だよ」とコメントした。
「何が起きたとしても、勝利しかないからね。唯一願っているのは、誰もけがしないことだ」
(c)AFP/Ryland JAMES