両チームがゴールに迫る中、前半20分にチリはスペインに不意打ちを浴びせた。

 シャビ・アロンソの弱いパスからチリがボールを奪うと、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)のパスを受けたアランギスが折り返し、バルガスがカシージャスをかわしながらシュートをゴールに蹴り込んだ。

 反撃したいスペインは、アロンソがシュートを放ち、ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)がサイドネットにシュートを蹴り込んだが、パス回しに活気は見られず、同43分にはチリが追加点を挙げた。

 サンチェスのFKは力ないものだったが、カシージャスはペナルティーエリア内にボールをクリアしてしまい、これをうまくトラップしたアランギスがトウキックでシュートを蹴り込んだ。

 後半を前にデル・ボスケ監督がシャビ・アロンソに代えてコケ(Jorge Resurreccion Merodio 'Koke')を投入すると、スペインは改善を見せたが、ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)のオーバーヘッドのパスからセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)が狙ったがボールはすねに当たった。

 チリはマウリシオ・イスラ(Mauricio Isla)がスライディングシュートを外し、3-0とするチャンスをつぶしたが、もう一方のゴール前ではスペインのアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)がカーブをかけたロングシュートを狙ったものの、これはチリのGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)がはじき出した。

 チリは、ともに決勝トーナメント進出を決めたオランダとグループBの首位の座をかけて23日に対戦する。スペインとオーストラリアは同日に消化試合を控えている。(c)AFP