【6月18日 AFP】(一部更新)ナイジェリア北部ヨベ(Yobe)州の州都ダマツル(Damaturu)で17日夜、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の観戦イベントが行われていた施設で爆発があり、少なくとも21人が死亡、27人が負傷した。地元の病院関係者が18日、AFPの取材に明らかにした。

 爆発は、ブラジル対メキシコ戦キックオフ直後の午後8時15分(日本時間18日午前4時15分)ごろに発生。地元住民らは、施設の外に止められていたオート三輪に仕掛けられていた爆弾が爆発したようだと話している。

 ナイジェリアでは、イスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による襲撃があったことを受け、先週に同国北東部のアダマワ(Adamawa)州と中部のプラトー(Plateau)州で州当局がサッカー観戦会場を閉鎖する措置を取っている。

 ダマツルでの爆発の犯行声明は出ていないが、ボコ・ハラムの関与が疑われている。(c)AFP