【6月18日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は17日、フォルタレーザ(Fortaleza)でグループAの試合が行われ、ブラジルとメキシコは0-0で引き分けた。

 前半と後半に1度ずつネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が決定機を迎えたブラジルだったが、マンオブザマッチの活躍を見せたメキシコのGKギジェルモ・オチョア(Guillermo Ochoa)に阻まれ、得点を奪うことができなかった。

 この結果、勝ち点を4に伸ばした両チームは、同グループのカメルーンとクロアチアとの差を広げた。

 メキシコは試合を通じてブラジルとほぼ互角の戦いを演じたが、より多くの得点チャンスを作り出したのはブラジルだった。

 前半26分にこの試合で初めて決定機を迎えたネイマールは、ダニエウ・アウベス(Daniel Alves)のピンポイントクロスに頭で合わせたが、シュートに反応したオチョアに片腕でセーブされた。

 さらにオチョアは後半24分、ベルナルジ(Bernard Anicio Caldeira Duarte)のパスを胸でコントロールして放ったネイマールのシュートを防ぐと、試合終盤にもチアゴ・シウバ(Thiago Silva)の至近距離からの強烈なヘディングシュートを驚異的な反応で防いだ。

 メキシコもホセ・バスケス(Jose Vazquez)、エクトル・エレーラ(Hector Herrera)、アンドレス・グアルダード(Andres Guardado)らがチャンスを迎えたが、シュートはゴールの枠をとらえることはできなかった。

 さらに、ラウル・ヒメネス(Raul Alonso Jimenez)が終了間際に枠をとらえたシュートを放ったものの、これはブラジルのGKジュリオ・セザール(Julio Cesar)がはじき返した。(c)AFP