フランスが快勝、ゴールライン・テクノロジーによる初得点も
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【6月16日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は15日、ポルトアレグレ(Porto Alegre)でグループEの試合が行われ、フランスが3-0でホンジュラスに快勝した。
退場者を出して10人になったホンジュラスから3点を奪ったフランスだが、そのうち1点は今大会から導入されたゴールライン・テクノロジーによる初めての得点だった。
後半3分にフランスのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が放ったシュートはポストをたたいたが、ボールはホンジュラスのGKノエル・バジャダレス(Noel Valladares)に当たってゴール方向に転がった。
バジャダレスはゴールラインを割る前にボールをつかんだかに見えたが、サンドロ・リッシ(Sandro Ricci)主審はゴールライン・テクノロジーを確認し、オウンゴールという形でフランスの得点を認めた。
ホンジュラスのウィルソン・パラシオス(Wilson Palacios)がペナルティーエリア内でポール・ポグバ(Paul Pogba)を倒して得たPKから先制点を挙げたベンゼマは、ゴールライン・テクノロジーによる歴史的初得点を演出すると、後半27分には目の覚めるようなゴールでこの日2得点目を記録し、この試合の主役を演じた。
この結果、ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が率いるフランスは、同日行われた試合でエクアドルに2-1で勝利したスイスを得失点差で上回りグループ首位に立った。
フランスは20日にサルバドール(Salvador)でスイスと対戦する。(c)AFP/Kieran CANNING