【6月10日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場するメキシコ代表チームが9日、ブラジルのサントス(Santos)でバスが故障に見舞われ、タクシーで練習場に向かうことを余儀なくされた。

 バスは、代表チームが宿泊するホテルの前までどうにか到着したものの、そこから移動できなくなり、選手とスタッフ全員が降車してタクシーを呼び、4キロ離れたオ・レイ・ペレ(O Rei Pele)練習場に向かうことになった。

 チームの主将を務めるラファエル・マルケス(Rafael Marquez)は、この事態を余裕で受け止め、ツイッター(Twitter)にタクシーの後部座席で自分やチームメートがすし詰め状態となっている写真を投稿した。

 35歳のマルケスは、「僕らのバスが縮められてしまったよ、ハハハハ。#totraininginataxi」とつぶやいた。

 それでもバスの故障がミゲル・エレーラ(Miguel Herrera)監督の練習プランに影響を及ぼすことはなく、代表チームは現地時間の午前10時30分にどうにか練習を始めることができた。

 メキシコは、開催国ブラジル、クロアチア、カメルーンと同組のグループAに入っており、13日にナタル(Natal)で大会初戦を迎える。(c)AFP