【6月9日 AFP】スイス人の男性が8日、高度8000メートルを飛行する熱気球から酸素無しで飛び降りるという世界新記録を打ち立てた。スイス通信(ATS)が伝えた。

 この快挙を達成したのはレモ・ラング(Remo Lang)さん(38)。8日早朝に気球から飛び降り、約10分後にスイス・ベルン(Berne)州アーベルク(Aarberg)に着陸した。「ウイングスーツ」を使った自由降下の長さは5分間だった。

 サポートチームによると、ラングさんは飛び降りる前に30分間タンクから酸素を集中的に吸い、無酸素降下に備えたという。(c)AFP