【6月9日 AFP】カメルーンサッカー連盟(Cameroon Football Federation)は8日、同国代表チームがボーナスを巡る問題でブラジル行きの飛行機に搭乗することを拒否したと発表した。

 同連盟の関係者はAFPに対し、政府との長い交渉の末に、代表チームは同日夜にW杯開催地に向かうことで合意したと明かした。

 匿名の情報筋によれば、「選手たちは、今朝(8日)出発することになっていたが、ボーナスの問題で渡航を拒んだ。昨日まで、政府は大会参加のボーナスとして5000万CFAフラン(約1066万円)を提示していたが、選手たちは増額を要求していた」という。

「問題は昼間のうちに解決し、代表チームは今夜カメルーンを出発する」

 カメルーン国営放送のCRTVによると、選手たちは現地時間午後1時45分に出発する予定だったが、離陸は同9時30分になった。

 同局は、各選手が5000万CFAフランのボーナスに加え、大会期間中に連盟にもたらされる収益の6パーセントの分配金を受け取ることになると伝えた。(c)AFP