【6月11日 AFP】1966年に開催されたサッカーW杯イングランド大会の豆知識を紹介する。

――イングランドがW杯を制覇する4か月前、トロフィーが盗難にあった。それから一週間後、ピクルス(Pickles)という名の雑種犬が南ロンドンの茂みの下で、包装されたトロフィーを発見した。

――イングランドのジェフ・ハースト(Geoff Hurst)は、西ドイツを4-2で下した決勝でハットトリックを達成した。W杯の歴史のなかで、決勝でハットトリックを成し遂げたのはハーストただ一人となっている。

――メキシコの名GKアントニオ・カルバハル(Antonio Carbajal)は、37歳でイングランド大会に出場した。これはカルバハルにとって自身通算5度目、そして最後のW杯となった。

――グループリーグで北朝鮮が1-0でイタリアに勝利し、大会に衝撃が走った。その後、決勝点を挙げた朴斗翼(Pak Doo Ik、パク・ドゥイク)の名は、英国中に知れ渡った。

 北朝鮮はアジア勢では史上初となるベスト8入りを果たしたが、ポルトガル戦では一時3点リードしたものの3-5で敗れた。(c)AFP