【6月7日 AFP】サッカーフランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は6日、腰痛のためフランク・リベリ(Franck Ribery)がW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を欠場すると発表した。

 フランス代表として80試合に出場して16得点を記録しているリベリは、所属するドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)で度重なる負傷に悩まされていた。

 デシャン監督は記者会見で、「われわれは今週、彼のトレーニングのレベルを徐々に上げてきたが、チーム練習に加わる前の今朝のトレーニング中に腰に激しい痛みが生じた。検査の結果、残念ながら腰の問題が悪化したことが確認され、練習も試合への出場もできないことに疑問の余地はなくなった」と発表している。

 デシャン監督はまた、太ももの負傷でクレマン・グラニエ(Clement Grenier)も大会を欠場すると発表しており、リベリとグラニエの両選手の代役として、フランス・リーグ1のモンペリエ(Montpellier HSC)に所属するレミ・カベッラ(Remy Cabella)と、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(Southampton FC)に所属するモルガン・シュナイデルラン(Morgan Schneiderlin)を招集している。(c)AFP