1934年サッカーW杯イタリア大会のトリビア
発信地:パリ/フランス
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【6月11日 AFP】1934年に開催されたサッカーW杯イタリア大会の豆知識を紹介する。
――欧州各国が1930年のW杯ウルグアイ大会への出場に消極的だったことに対する報復措置として、王者ウルグアイはイタリア大会への出場を拒否した。
――初めて大陸予選が実施された。予選には32か国が参加し、16か国がノックアウト方式で行われる本大会に出場した。
そのため、ともに初戦敗退に終わったブラジルとアルゼンチンは、たった1試合を戦うためにおよそ1万6000キロメートルの距離を移動したことになる。
――イタリアが7-1で米国に圧勝した1回戦の試合で、イタリアのアンジェロ・スキアビオ(Angelo Schiavio)は欧州の選手としては初めてとなるハットトリックを達成した。
――W杯に初めて出場したアフリカ勢はエジプトだった。ナポリ(Naples)で行われた試合でエジプトは、アブドルラフマン・ファウジ(Abdulrahman Fawzi)が2得点を挙げる活躍をみせたが、ハンガリーに2-4で敗れた。
――イタリアとチェコスロバキアが対戦した決勝で、それぞれのゴールキーパーが主将を務めた。
イタリアはジャンピエロ・コンビ(Giampiero Combi)、チェコスロバキアはフランティシェク・プラーニチカ(Frantisek Planicka)だった。(c)AFP