キンタナがコロンビア勢初の総合優勝、ジロ・デ・イタリア
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【6月2日 AFP】第97回ジロ・デ・イタリア(2014 Giro d'Italia)は1日、最終第21ステージ(ジェモーナ・デル・フリウリからトリエステ、172キロメートル)が行われ、モビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)が、コロンビア人選手として初の総合優勝に輝いた。
最終ステージはアルゴス・シマノ(Argos-Shimano)のルカ・メゲッツ(Luka Mezgec、スロベニア)が制している。
2013年のツール・ド・フランス(2013 Tour de France)で総合2位だったキンタナは、オメガファルマ・クイックステップ(Omega Pharma-Quick Step)のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran)とともにコロンビア勢として1・2フィニッシュを果たし、総合3位にはアスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)が入った。
メゲッツは最後のスプリント勝負で、トレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のジャコモ・ニッツォロ(Giacomo Nizzolo、イタリア)と、ガーミン・シャープ(Garmin Sharp)のタイラー・ファラー(Tyler Farrar、米国)をかわした。
山岳を得意とする選手として世界中にその名を知らしめているキンタナは、大会序盤は2011年のツール・ド・フランス(2011 Tour de France)覇者でBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のカデル・エヴァンス(Cadel Evans、オーストラリア)と、前回大会で総合2位に入っているウランにリードを奪われるなど、優勝争いから外れていたが、大会終盤で圧倒的な強さをみせた。
凍てつくような雪が降り注ぐなかで行われた第16ステージ(ポンテ・ディ・レーニョからヴァル・マルテッロ/マルテルタル、139キロメートル)で、キンタナは悪天候をものともせずにライバルを引き離してステージ優勝を飾り、総合首位のウランからピンクジャージー(マリアローザ)を奪った。
それから3日後の第19ステージでは、個人タイムトライアルを制してリードを広げ、今大会の総合優勝をほぼ手中に収めた。
そして難関コースとして有名なモンテ・ゾンコランでの第20ステージで、総合タイトルを争うライバルたちは誰一人その差を縮めることができず、キンタナは総合優勝を確実なものとした。(c)AFP