【5月30日 AFP】コートジボワールのスポーツ省は29日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場する同国代表チームを大々的に応援するため、公式キャンペーンを立ち上げた。

「コートジボワールに勝利を」というスローガンを掲げたスポーツ省は、同国の象徴である「象」の下で国家の団結を図り、ブラジルでの決戦に向けて備えている。

 コートジボワールのスポーツ省は、国民に対して、「政治、宗教、そのほかの相違にかかわらず一致団結し、勝利に向かって『われらの象たち』を後押しする」ことによって、主将のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)をはじめとするチームを支援するよう呼びかけた。

 また、今回のキャンペーンは、「人々が集まって融合し、代表チームにスポットライトを当て、応援するために交流するだけではなく、コートジボワール国民が、公共の場、近隣の場、そしてすべての親交の場でコミュニケーションを図れるようにするものである」と強調した。

 コートジボワールは、コロンビア、ギリシャ、日本と同組のグループCに入っており、6月14日にレシフェ(Recife)で行われる大会初戦で日本と対戦する。(c)AFP