【5月26日 AFP】(一部更新)中東歴訪中のローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(77)は26日、エルサレム(Jerusalem)旧市街(Old City)にあるイスラム教の聖地「岩のドーム(Dome of the Rock)」とユダヤ教の聖地「嘆きの壁(Western Wall)」を相次いで訪れ、祈りをささげた。

 法王はまず岩のドームを訪れ、靴を脱いで中に入った。続いて、隣接するイスラム寺院「アルアクサ・モスク(Al-Aqsa Mosque)」を訪れた後、嘆きの壁へと向かった。

 法王は嘆きの壁に右手を触れ、頭を下げて数分の祈りをささげてから、同行したユダヤ人とイスラム教徒の友人と肩を抱き合って思いを分かち合った。その後、国立の共同墓地「ヘルツルの丘(Mount Herzl)」も訪れ、予定にはなかった、テロなどで死亡したイスラエルの民間人犠牲者の記念碑に立ち寄った。(c)AFP