■帯びてしまった政治色

 フランシスコ法王は、26日に日程を終える3日間の中東歴訪について「純粋に宗教的」なものとしていた。しかし、イスラエルとパレスチナ双方が、政治的に少しでも有利な立場を獲得しようと動いたため、同法王のすべての言動が「精査」の対象として監視されることになった。

 法王からのバチカンへの招待について、パレスチナ当局者は、マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長が招待を受け入れ、6月6日にバチカンを訪問する意向を示していることを確認した。一方のシモン・ペレス(Shimon Peres)イスラエル大統領は、歓迎の意は示したものの、同大統領の事務所側は、同大統領がこれを受け入れるかについては明言を避けた。(c)AFP/Majeda EL-BATSH