【5月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)で優勝を飾ったレアル・マドリード(Real Madrid)のギャレス・ベイル(Gareth Bale)は、延長戦で決めた得点を一生忘れることはないと語った。

 24日に行われたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とのチャンピオンズリーグ決勝戦で、ベイルは規定の90分の間に3つのチャンスをふいにしていたが、もつれ込んだ延長戦では2-1と勝ち越すゴールを決め、レアルの大会通算10度目の優勝に貢献した。

 昨年、世界最高額の移籍金でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)から加入したベイルは、「(移籍金の)値段は僕にはなんでもない」と切り出した。

「特別な大会で戦い、特別なタイトルを手に入れられるのであれば、わずかな金額であってもここにやってきていただろう」

「このトロフィーを掲げられたのは信じられない。一生忘れることのない記憶になるだろう」

 セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)の後半ロスタイムの同点ゴールでようやく延長戦に持ち込んだものの、ベイルは勝利を諦めなかったと明かした。

「今シーズンはアトレティコと4度対戦したけれど、どれも接戦だった。先制されたときは厳しかったけれど、追いつこうと必死にやっていた。それでもロスタイムに得点して、流れをつかんだんだ」

「自分たちのプレーを続けて、攻め続けた。勝てると信じながらね」

「今日は僕の夜じゃないと思ったときもあった。それでも自分に対して辛抱強くしろと、チャンスが来ると言い聞かせていた。延長にチャンスが来たときも、『これを逃すな』って言い聞かせたんだ」

(c)AFP