マケレレがバスティアの監督に就任
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【5月25日 AFP】サッカー元フランス代表で、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)で助監督を務めるクロード・マケレレ(Claude Makelele)氏が、同リーグのSCバスティア(SC Bastia)の監督に就任することが確実となった。24日、同クラブが発表した。
現役時代はMFとしてチェルシー(Chelsea)、レアル・マドリード(Real Madrid)、PSGなどでプレーした41歳のマケレレ氏は、指揮官の職に就くのは今回が初めてで、契約期間は2年となっている。
マケレレ氏は26日にコルシカ(Corsica)島に到着し、4シーズンの在任中にバスティアを1部に引き上げ、今季はリーグ10位に導いたフレデリック・アンツ(Frederic Hantz)監督の後を継ぐことになる。
マケレレ氏のアシスタントには、元ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)の選手で、2010年から13年末まで2部リーグのLBシャトールー(LB Chateauroux)を率いた50歳のディディエ・トロー(Didier Tholot)氏が務める予定となっている。
レアルで2002年に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を、さらにチェルシーで2005年と2006年にプレミアリーグを制したマケレレ氏は、2011年に現役を引退し、その後はPSGの助監督を務めてきた。
選手時代のマケレレ氏は、そのほかにもナント(FC Nantes)で1995年にリーグ1、レアルで2001年と2003年の2度スペイン1部リーグ優勝を経験している。
フランス代表としては71試合に出場し、イタリアとのPK戦に敗れて優勝は逃したものの、当時レイモン・ドメネク(Raymond Domenech)監督が率いた代表の一員としてW杯ドイツ大会でもプレーした。(c)AFP