【5月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は23日、フランス・リーグ1王者のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と、ブラジル代表DFダビド・ルイス(David Luiz)の移籍で合意したと発表した。

 ルイスの移籍金は、DFとしては史上最高額となる5000万ポンド(約85億8000万円)になると報じられており、同選手がPSGと条件面で合意に達し、メディカルチェックで問題が無ければ移籍が正式に成立する。

 チェルシーは公式ウェブサイトに掲載された声明で、「チェルシーとPSGは、ダビド・ルイスの移籍で合意した」と発表している。

「あとはルイス本人がPSGとの契約に合意し、メディカルチェックを通過すれば移籍は成立する」

 PSGの関係者は23日、ルイスのメディカルチェックを行うため、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を控えるブラジル代表の合宿地に向かったとされている。

 ルイスにはこれまでスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)や、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が獲得に興味を示しているとされていたが、PSGが争奪戦を制した形となった。(c)AFP