■クレーコートへの苦手意識

 セレーナはクレーコートを最も苦手としており、今後もそれは変わらないとみられる。

 通算17回のグランドスラム優勝で、クレーコートを制したのは2002年大会と2013年大会の2回だけとなっている。

 赤土での動きは、長年パワーで補いながらのプレーを強いられており、改善はみられていない。また、クレーコートでは、サービスゲームで強力な武器を発揮できない時がある。

■観客からの圧力

 セレーナがパリ(Paris)をこよなく愛する一方で、パリは必ずしもセレーナの味方ではない。

 ローラン・ギャロスのセンターコートに集まった観客は、かつて特にひいきにしていたジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)やアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)との試合でブーイングとヤジを飛ばし、セレーナが涙を流すという場面があった。

 2013年大会でセレーナは、フランス語でインタビューに答えるなど、新たなファンを勝ち取っている。

■精神状態

 絶好調な時は、女子テニス界で最も手ごわい相手として知られるセレーナだが、自ら取り乱して集中力を失うことがある。

 2013年大会では、スベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)との準々決勝で、形勢を逆転されてしてしまう場面があった。(c)AFP