【5月22日 AFP】第97回ジロ・デ・イタリア(2014 Giro d'Italia)は21日、第11ステージ(コッレッキオからサヴォーナ、249キロメートル)が行われ、チーム・サクソ・ティンコフ(Team Saxo-Tinkoff)のマイケル・ロジャース(Michael Rogers、オーストラリア)がステージを制した。

 ロジャースは、レース残り約20キロメートルの下りで集団を抜け出すと、最後は後続に10秒差をつけてフィニッシュした。

 チーム・ジャイアント・シマノ(Team Giant-Shimano)のサイモン・ゲシュケ(Simon Geschke、ドイツ)が2位に入り、その後はバルディアーニCSF(Bardiani-CSF)のエンリコ・バッタリン(Enrico Battaglin、イタリア)、ベルキン(Belkin Pro Cycling Team)のウィルコ・ケルデルマン(Wilko Kelderman、オランダ)が続いた。

 34歳のロジャースにとって今回のステージ優勝は、昨年行われた薬物検査でクレンブテロール(clenbuterol)の陽性反応が出た後に競技復帰して以来、初めて手にした勝利となった。

 陽性反応の原因は汚染食品を摂取したためだとするロジャース側の主張が国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)に認められ、ロジャースは4月に行われた第100回リエージュ~バストーニュ~リエージュ(100th Liege-Bastogne-Liege)で競技復帰していた。

 ロジャースのステージ優勝など、今大会ではオーストラリア勢の活躍が目立っている。

 オーストラリアに拠点を置くオリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)が、第1ステージのチームタイムトライアルを制すと、マイケル・マシューズ(Michael Matthews、オーストラリア)は第6ステージで優勝を飾るなど、第8ステージ終了後にBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のカデル・エヴァンス(Cadel Evans、オーストラリア)に明け渡すまで総合首位の座を守った。

 エヴァンスはオメガファルマ・クイックステップ(Omega Pharma-Quick Step)のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran、コロンビア)に57秒差の総合首位を守っている。(c)AFP