【5月20日 AFP】ラグビー、元イングランド代表のスター選手で、フランス選手権トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)に所属するジョニー・ウィルキンソン(Jonny Wilkinson)が19日、今季のハイネケンカップ(Heineken Cup 2013-14)とトップ14終了後に、現役を引退することを発表した。

 34歳のウィルキンソンはクラブの公式ウェブサイト上に、「この機会を利用して、現役から退くことを正式に発表させていただきます」と声明を出した。

「世界中でサポートしてくれた、本当に多くの方々にお礼を言わなければなりませんが、特にフランスとイングランドの皆さんには感謝しています」

「しかしながら、今はまだ感傷に浸るときではありません。今季最後の2試合に向けて、全神経と全精力を注ぎたいと思っています」

 2003年W杯(Rugby World Cup 2003)決勝のオーストラリア戦で、延長の末にドロップゴールを決め、イングランドを優勝に導いたスタンドオフ(フライハーフ)のウィルキンソンは、17年に及ぶキャリアのうち所属したのはわずか2チームで、2009年にニューカッスル・ファルコンズ(Newcastle Falcons)から、潤沢な資金を持つトゥーロンに加入した。

 トゥーロンがトップ14の頂点に到達する上で、必要不可欠な存在になっていたものの、35歳を迎えるウィルキンソンが今季終了後に引退することは、誰もが予想していたことだった。

 イングランド代表として91試合に出場したウィルキンソンは、6-15で南アフリカに敗れた2007年のW杯(Rugby World Cup 2007)で、2度目の決勝進出を経験した。ウィルキンソンは、これまでに出場したテストマッチで1246得点をマークしており、これはオールブラックス(ニュージーランド代表)のダン・カーター(Dan Carter)に次ぐ世界歴代2位の記録になっている。

 ウィルキンソンは、シックスネーションズ(Six Nations Rugby)でイングランドの4度の優勝に貢献し、2003年にはクリーブ・ウッドワード(Clive Woodward)監督の下で、グランドスラム(全勝優勝)達成を経験した。イングランドは同年、シドニー(Sydney)で行われたオーストラリアとのW杯決勝を、20-17で制した。(c)AFP