【5月20日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は19日、22歳のドイツ人GKマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)をボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Monchengladbach)から獲得したと発表した。

 テル・シュテーゲンは、来季からビクトル・バルデス(Victor Valdes)に代わり先発GKを務めることになる。

 バルセロナは、バルデスと同じくGKホセ・マヌエル・ピント(Jose Manuel Pinto)も6年半所属した同クラブを退団することが決まっており、テル・シュテーゲンについて声明で、「2014-15シーズンのバルセロナが最初に獲得する選手の一人」と発表した。

 スペイン代表のバルデスが、1年半前にチームとの契約を更新しない意向を示してから、シュテーゲンは長い間、同選手の後釜候補とみられてきた。

 ドイツ代表で4試合に出場しているテル・シュテーゲンは、この3シーズン、メンヘングラッドバッハの先発として揺るぎない地位を築き、ドイツ1部リーグで合計108試合に出場している。

 新たなGKが加わり、レンタル移籍していたラフィーニャ(Rafinha Alcantara)とジェラール・デウロフェウ(Gerard Deulofeu)の2選手も復帰するバルセロナは、新指揮官に就任する闘将ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督の下、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)に希望を取り戻す道を模索する。

 バルセロナは、ルイス・エンリケ監督率いていたセルタ(Celta de Vigo)にレンタル移籍していたラフィーニャと、イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)に同じくローン移籍していたデウロフェウが、来季から同クラブのトップチームに復帰することを発表している。(c)AFP