【5月19日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で3度の年間優勝を果たしたジャック・ブラバム(Jack Brabham)氏が19日、死去した。88歳だった。家族とオーストラリア・グランプリ・コーポレーション(Australian Grand Prix CorporationAGPC)が発表した。

 息子のデビッド・ブラバム(David Brabham)氏は、「私たちにとって、とても悲しい日だ。父は今朝、88歳で自宅で静かに息を引き取った」と声明を発表した。

 またAGPCによると、ブラバム氏は長らく肝臓の病気を患っていたという。

 ブラバム氏は、クーパー・レーシング・チーム(Cooper Racing Team)で1959年と60年に、そして自ら設立したブラバム(Brabham)で66年にドライバーズ選手権を制覇した。(c)AFP