【5月19日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2014)は18日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が4-6、6-3、6-3で第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破り、優勝を飾った。

 ジョコビッチが、この大会を通算7度制している前回王者のナダルから逆転勝利を収めた。世界ランキング2位のジョコビッチは、これで2008年大会とナダルを下して優勝した2011年大会に続き、通算3度目の優勝を果たしている。

 またこの日の勝利でジョコビッチは、マスターズ大会の通算勝利数を19勝、ナダルとの対戦成績を41戦19勝とした。

 優勝7度の大会記録をさらに伸ばしたかったナダルは、圧巻のプレーで第1セットを奪ったが、サービスゲームでミスが目立った。

 一方、ジョコビッチは果敢な反撃に出て勝利を飾り、初優勝を目指す全仏オープンテニス(French Open 2014)の優勝候補に名乗りを上げた。(c)AFP/Justin DAVIS