【5月17日 AFP】約10年ぶりに待望の新作が制作される人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」について、秘密の1つが明らかにされた──制作会社が16日、撮影が開始されたことをほのめかす画像を公開したのだ。

 メガホンを握るJ・J・エイブラムス(J.J. Abrams)監督の制作会社バッド・ロボット(Bad Robot)のツイッター(Twitter)アカウントに、「カチンコ」の写真が「#dayone(初日)」のハッシュタグを付けて投稿された。ルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)が砂漠の惑星「タトゥイーン(Tatooine)」に暮らしていた第1作『スター・ウォーズ(Star Wars)』(1977)との関連をほのめかすように、カチンコには砂がかかっていた。

 関係筋によると、制作の早い時期にアラブ首長国連邦(UAE)アブダビ(Abu Dhabi)での撮影が予定されている。しかし、初日の撮影をアブダビで行ったのか、(撮影場所として公表されている)ロンドン(London)郊外のパインウッド・スタジオ(Pinewood Studios)で行ったのかは不明だ。

 アブダビの地元メディアによれば、同地の砂漠に撮影用セットの一部が設営されたという情報もある。

 投稿されたカチンコの写真から分かるのは、撮影が始まったとみられること、エイブラムス氏が監督であること。さらに、書き込まれた氏名が一部不明瞭になっているものの、カメラマンがダン・ミンデル(Dan Mindel)氏だということだけだ。

 新作は2015年12月18日全世界公開の予定。シリーズ初出演の俳優陣に加え、第1作のオリジナルキャストが再び登場することが4月末に発表されている。(c)AFP