【5月13日 Relaxnews】ブラジル最大の航空会社、TAM航空(TAM Airlines)は長距離路線のファーストクラスを今秋から廃止すると発表した。

 TAM航空では11月1日以降、サンパウロ(Sao Paulo)〜米国、欧州(ドイツ、スペイン、フランス、イギリス、イタリア)、メキシコ間のファーストクラスのチケットの販売が停止される。

 TAM航空はファーストクラスを無くすことで、より収益性の高いビジネスクラスに集中することができる。年末からはボーイング777機の改装を開始し、ビジネスクラスの座席を現在の45席から56席に増やす。新しいビジネスクラスの座席は、リクライニング時のレッグルームが15パーセント広い213センチメートルになり、より快適になる。

 TAM航空は2015年第1四半期までに、すべての長距離路線をこの新サービスで展開する予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News