【5月11日 AFP】13-14イタリア・セリエAは10日、第37節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)が4-1でラツィオ(SS Lazio)に勝利した。

 インテルは現役引退を表明している大ベテラン、ハビエル・サネッティ(Javier Zanetti)の本拠地最終戦を記憶に残る大勝で飾り、同時に来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2014-15)出場が確実となった。

 インテルに19シーズン在籍し、この試合が本拠地での最後の公式戦となったサネッティは、引退後にクラブのスタッフに就任することが決まっている。

 40歳のサネッティの最後の雄姿を目にしようと、サン・シーロ(San Siro stadium)にはほぼ満員の観衆が詰めかけたが、ワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督は同選手をベンチスタートとし、後半7分にジョナタン・シセロ・モレイア(Jonathan Cicero Moreira)との交代で投入した。

 試合終了間際にはファンがピッチに入り、「イル・カピターノ(主将)」ことサネッティをたたえるという一幕もあった。

 試合も劇的な展開となり、まずは開始早々、インテルとともにヨーロッパリーグの出場権を争うラツィオが先制した。

 ブルーノ・ペレイリーニャ(Bruno Pereirinha)のクロスをロリク・カナ(Lorik Cana)が頭で折り返すと、中央のジュゼッペ・ビアヴァ(Giuseppe Biava)がGKサミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)と競り合いながらもボールをゴールに押し込んだ。

 しかしながら、サネッティのための夜が台無しになるのではという不安は、ハーフタイムの時点で消え去っていた。

 インテルは失点からわずか5分後にロドリゴ・パラシオ(Rodrigo Palacio)のゴールで同点に追いつくと、34分にはマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)の得点で勝ち越しに成功し、その3分後にはパラシオがこの日2得点目を決めて勝利を大きく引き寄せた。

 さらに後半34分には、ブラジル代表に選出された元ラツィオのエルナネス(Hernanes)がダメ押しの4点目を決め、南米出身選手による得点ショーを締めくくった。

 インテルはこれでパルマ(Parma FC)、ACミラン(AC Milan)との勝ち点差を6に広げ、仮にリーグを終えて勝ち点で並ばれたとしても、セリエAの決定方式では順位が上となる可能性が高いため、ヨーロッパリーグの出場がほぼ決定的となった。

 今季のセリエAでは、優勝クラブにヨーロッパリーグの出場権が与えられるイタリア杯(Italian Cup 2013-14)決勝が、ナポリ(SSC Napoli)とフィオレンティーナ(Fiorentina)という上位チーム同士の顔合わせだったため、6位のクラブも同リーグの出場権を得ることができる。(c)AFP