【5月11日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2014)は10日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第8シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が6-1、6-4で第3シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を退け、2年連続決勝進出を果たした。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝のシャラポワは、決勝で第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と対戦する。

 ハレプは同日行われた試合で、第5シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)に6-7、6-3、6-2で勝利した。

 シーズン開幕直後は状態が上がらず、厳しい戦いが続いていたシャラポワだが、第1セットでは最近の好調ぶりをみせ、ラドワンスカを相手に11ポイントしか落とさなかった。

 続く第2セットでもシャラポワは勢いを維持し、開始から3-0とリードを奪ったが、ラドワンスカはそこから4ゲームを連取して4-3と逆転に成功した。

 しかし、シャラポワはそこからブレークバックに成功すると、その後の2ゲームを連取し、約1時間で勝利を収めた。(c)AFP