レバンテ選手がアトレティコ戦で人種差別的やじの標的に
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【5月5日 AFP】4日に行われた13-14スペイン1部リーグのレバンテ(Levante)対アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦で、レバンテのパパ・ディオプ(Pape Diop)がアトレティコのサポーターから人種差別的なやじ(モンキーチャント、猿の鳴きまね)を受けたと語った。
FCバルセロナ(FC Barcelona)のダニエウ・アウベス(Daniel Alves)にバナナが投げつけられてからわずか一週間で、スペインサッカー界はさらなる人種差別の影に覆われた。
ディオプは試合後、アウェーに訪れたアトレティコのサポーターの前でダンスをしてアトレティコの選手の怒りを買った。
しかし、セネガル人選手のディオプは、試合終盤にCKを蹴ろうとした際に、自身に対して投げかけられたモンキーチャントに対抗しただけだと試合後に語った。
「コーナーを蹴りに行こうとしたときに、アトレティコの何人かのファンがモンキーチャントをやり始めた。それがたいしたことじゃないと示すために、踊り始めた。誰も侮辱してはいない」
「叫んでいたのは一部だったから、アトレティコのファンに対しては何もない。全てのスタジアムで起きている無礼な扱いだ。人種差別的と呼べるかどうかは分からないが、モンキーチャントは止めるべきものだ」
(c)AFP