【5月5日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は4日、クラブを退団する可能性がないことを明確にした上で、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)出場権獲得を喜んだ。

 リーグ5位のエバートン(Everton)が3日に行われたマンチェスター・シティ(Manchester City)戦に敗れたたため、アーセナルはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)戦のキックオフを待たずに欧州チャンピオンズリーグ出場が確定し、試合も1-0で勝利した。

 リーグ4位の座を確保し、ハル・シティ(Hull City)とのFAカップ(FA Cup 2013-14)決勝に勝利すれば9年間遠ざかっていたタイトルに手が届くアーセナルにとって、シーズン終了までの上昇気運に暗雲を投げかけていた唯一の問題は、ベンゲル監督の去就だった。

 しかし、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)からのオファーを受ける可能性があると報じられたベンゲル監督は、今シーズン終了までの契約を延長する意向を改めて表明した。

 ベンゲル監督は、「何度も言っているように、私の言葉がすべてだ。君たちが勝手に書いてきたことに決着をつける。君たちは再び私に会えるだろう」と述べた。

「FA杯決勝ではなく、重要だったのはチャンピオンズリーグの出場権獲得だった。それは確かだ」

「迷ったことは一度もない。迷いが生じていたとすれば、それは数年前のことだったと思う。私は多くのオファーを断って、このクラブに身をささげなければならず、多くの重圧にさらされていた」

 ベンゲル監督は、契約更改の時期と延長期間については明かさなかったが、1996年から指揮を執るクラブへの忠誠心から、最低でも1年は延長するのは確実とみられる。

 指揮官は、不敵な笑みを浮かべながらメディアに対して、「心配ない。それほど焦らなくても、私にも最後の時間は訪れる。いつか私を追い出せるから、心配しないでくれ」とコメントした。

 オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が前半に決めたヘディングシュートで、精彩を欠くWBAを退けたアーセナルは、今季のホーム最終戦を勝利で飾ったベンゲル監督と選手がスタジアムを一周する間、明るい雰囲気に包まれていた。

 その一方で、アーセナルのサポーターは、この機会にフランス代表のバカリー・サニャ(Bacary Sagna)を残留させるようベンゲル監督に訴えていた。サニャは、今季終了と同時に契約が満了となリ、マンチェスター・シティが興味を持っているとされている。(c)AFP/ Steven GRIFFITHS